30歳で教員を辞めた男の人生

30歳で教員を辞めて気づいたこと、教員をやっていて学んだことなどを書いていきたいと思います。教員の方も、そうでない方も、仕事と生き方について考える参考にしてきただける記事を目指します。

教員の身だしなみ

私は教員を辞めることを決心してから、身だしなみを整えるようになりました。

 

理由は、当たり前ですが、身だしなみが悪いと、相手に与える印象が悪く、転職活動で企業に採用してもらえない、お客様を獲得しづらい、など、自分の経済活動に悪影響があるからです。

 

ところが以前の私を含め、教員は身だしなみを気にしない傾向があるように思います。

 

理由は、教員の労働環境にあると思います。

 

教員は、身だしなみが悪くても、生徒は必ず集まってくるし、収入も影響がありません。これがもっとも大きな要因だと思います。

 

当然、身だしなみを気にする生徒、保護者の方もいるので、ある程度気をつかいましたし、毎日身だしなみを整えている、意識の高い先生もいました。

 

しかし、私の場合は、時間的な忙しさと、気持ちの余裕のなさから、社会人としての身だしなみを維持することを、負担に感じてしまいました。

 

チョークの汚れがつく、掃除のときに汚れる、部活のときに動きづらい、といったスーツの着用を阻害する要素もありました。(着替える時間もなかなか作れない)

 

そんな労働環境から、身だしなみを整えることにエネルギーや時間をさくことの、優先度が下がっていたのだと思います。

 

転職活動をするときには、自分の感覚で整えた身だしなみ、そして見た目の印象が、社会のビジネスシーンで通用するか、とても心配でした。

 

しかし、それは学校の外の社会で生きていくために磨かなければならない、必要な感覚だったのだと思います。

今は30歳の若さで、意識を変えることができて良かったと思っています。

 

身だしなみ等にそれほど気を使わず、定年まで教員をやって、気づいたときには社会から取り残されている…。そんな状況を想像すると、私は怖かったです。

 

身だしなみのことも含め、「教員は、世間知らず」とよく言われます。その原因は、教員の労働環境にあると思います。

 

教員の感覚が世間から遅れをとらないためには、学校の空気に染まらず、外の情報を積極的に取り入れなければならないのですが、私にはそれをやるための、仕事の速さとか、エネルギーとか、要領の良さがありませんでした。

 

これは、私が、自分が教員に適してないと感じた理由の1つでした。