30歳で教員を辞めた男の人生

30歳で教員を辞めて気づいたこと、教員をやっていて学んだことなどを書いていきたいと思います。教員の方も、そうでない方も、仕事と生き方について考える参考にしてきただける記事を目指します。

人生100年時代に定年まで教員をやるべきか

人生100年時代、定年退職後も、30年近くもの年月を健康に生きられる時代が来ると言われています。

仮に自分が100歳まで生きるとして、自分は、教員の仕事を定年までやっていていいのか?私は退職前に、本気で考えました。

そして、その答えはNOでした。定年まで教員を続ける人生は、私にとって、後々良くない展開が待っているように思われました。

仮に教員を続けて、65歳で定年退職をしたとすると、死ぬまでの残りの35年間、私は何をして生きていくことができるのか。

定年退職したら、学習塾を開こうかななどと言っていた先生もいました。しかし、はたして、教員一筋の定年退職者が民間の学習塾の競争の中で塾を経営して戦っていけるでしょうか。

私は、教員をやりながら、目まぐるしく変わる世の中についていく自信がありませんでした。そんな自分が定年退職時、世の中に放り出されていったい何ができるのか。

退職して、学校の外の世界でいざ働こうとしたとき。気づいたときにはもう社会で大して必要とされない存在になっている。そんな未来を想像し、怖くなりました。

今のうちに、教員をやめて、社会で自分を磨き、世の中で本当に必要とされる自分にならなければ。これが私の結論でした。

教員は、クビにならずに、歳を取れば給料がどんどん上がっていき、やるべき仕事をしなくても高収入がもらえます。今のところ、退職金も比較的充実しています。
これらから、教員は安定した仕事とよく言われますが、私は今はそう思いません。

今の教員の雇用の制度が、これから何十年も続く保証はないこと。働き方が忙しくて、健康を失ったり、家庭に負担をかけるリスクが大きいこと。これらが理由です。

本当の安定を得るには、自分が成長し続けて、世の中から必要とされ続けること。これがベストだと思います。

そのようにして、成長しながら生きていった自分の教訓を生かして、これからの時代を生き抜く力を持つ子どもを育てていくことができたら、素晴らしいと思っています。